不動産投資から切っても切り離せない関係にあるのが、金融機関から受ける「融資」ですよね。自己資金では限りがあるので、他人からの借入で投資できるのは、株式投資などにはない、最大の魅力ともいえます。
しかし、いつの時代も、簡単に融資を受けられるわけではないので、物件の検索と並行して、金融機関を開拓することがとても大事になってきます。
では、初心者の人は、どのようにして開拓すればいいのでしょうか?
初心者が融資を受けられる金融機関を探す方法
基本的なやり方としては、ご自身のお住まいの都道府県内にある金融機関に、電話でアポを取って上で、融資をして欲しい旨、打診に行くことから始めます。
この段階で自分が欲しい物件の情報が得られているとは限らないので、それと条件が近しい物件概要書などを持ち込み、
- 融資可能エリア
- 融資限度額
- 融資期間
- 金利
を聞き出すようにしましょう。
打診に行く先は、信用金庫、信用組合など小さな金融期間が初心者には取扱してもらいやすいです。また、政府系の日本政策金融公庫は、創業融資など特別なプランもあるので、頼もしい味方になります。
高収入の会社員であれば、少し大きな地方銀行、お医者様や地主など資産家の方であればメガバンク(都市銀行)も視野に入ってきます。
こちらの記事により詳しい、銀行開拓の手順をまとめておきましたので、読んでみてください!
私がヒアリングした結果はこちらの記事にまとめています。持ち込むべき資料なども深堀してますので、ご参考まで!
私が銀行を開拓したときの体験記をこちらの記事に書いていますので、イメージを膨らませるのに読んでいただければと思います!
融資の攻略なくして、物件の紹介なし
融資してくれる金融機関が見つからないと、不動産業者さんから良い物件の紹介は期待できません。不動産業者さんから見れば、買えるかどうかわからない人に紹介しても手間になるだけだからです。
そこで、不動産投資をするエリアや投資手法がおぼろげにも見えてきたら、すぐに金融機関に融資打診にいきましょう。
上の図のように、①どのエリアにどれくらい自己資金を投下できるかを決めたら、次に行くのは②金融機関への融資条件ヒアリングです。その結果を③不動産業者さんに伝えると、良い物件の紹介が受けられるようになり、物件の購入にグッと近づくことができます。
繰り返しになりますが、②と③が逆にならないようにするのが最大のコツです。②の時に持ち込む物件資料はたたき台に過ぎないので、ネットや知り合いなった業者さんにお願いして、条件が近しい物件資料を取り寄せましょう。
この他の「融資」に関する情報は、下の記事にも記載しているので、ぜひチェックしてみてくださいね!