こんにちは、モーガンです!Follow @tsukubanosora
私には常に頭から離れない映画のワンシーンがあるんです。20代の頃(20年前!)に初めて見た映画で、それ以来40代半ばになった今でも思い出さない日はないという映画のラストシーンです。
それが私の不動産投資の熱源になっています。
不動産投資に不安に思うことがあっても、飽きてしまうことがあっても再び足を前に運ぶのはこの映画にあることを実現したいから。
そのシーンは映画「ショーシャンクの空に」のラストシーン。
無実の罪でショーシャンク刑務所に入れられた主人公アンディ(ティム・ロビンス)が仮出所したレッド(モーガン・フリーマン)と約束の地メキシコのジワタネホで再会し、再び手に入れた自由を噛みしめるようにハグするシーンです。
映画「ショーシャンクの空に」はスティーブン・キング原作の小説を1994年に映画化したものです。妻の殺人という無実の罪で終身刑に処せられた物静かなアンディ(ティム・ロビンス)が刑務所長や刑務官から酷い仕打ちを受けながらも、会計税務の職能で取り込み、親友レッド(モーガン・フリーマン)と自由を勝ち得ていく過程を描いた人間ドラマです。
アカデミー賞にもノミネートされており、渋いモーガン・フリーマンの演技が光る映画でもあります。私のハンドルネームはモーガン・フリーマンが由来です。
主人公アンディは30ー40代でしょうか。そしてレッドは60代なのかと思いますが、青春を終え晩年を迎えてようやく自由を手に入れるという事実に20代だった私はショックと羨望を同時に覚えたのです。
「自分もいつか誰にも束縛されない自由を手に入れられるかもしれない。晩年は海で過ごして藻屑となって消えていく人生がいいなぁ」
自由を手に入れたいと思った会社員時代の20代
ちょうどその頃、会社員として馬車馬のように働いていた私。労働基準法なんて無いようなものだったIT業界で働いていたこともあり、残業は月100時間を下回ったことはありませんでした。
帰宅は深夜12時を越すことが当たり前で、土日も自宅でパソコンをカタカタする生活です。無尽蔵の20代の体力をもってしても、極限のストレスに高熱を出し、病院送りになることも1度ではありませんでした。
そんな私に当然、自由なんて存在しません。上司や先輩の業務命令に従うだけの生活です。
堪らなくなって横で夜食を頬張る先輩に
「いつまでこの生活を続ければいいでしょうか?もちろん、やれと言われればやりますが、ずっと持ちこたえられるかはわかりません。」
とブツケテみて返ってきた言葉は
「いつまでもだよ。ずっとやり続けるんだ。」
というものでした。仕事が出来ることで有名なその先輩は私より6歳年上でちょうど30代を迎えたばかりでしたが、私よりもハードな生活を新卒で入社してからずっと続けていました。
「そうなんですね。わかりました。やります。他の人に迷惑かけるの嫌なんで。」
当時の詳細な記憶は磨耗して思い出すことは困難ですが、週末の束の間の休息にDVDで「ショーシャンクの空に」を見たように記憶しています。
不動産投資で事業をすれば自由が手に入るかも?
いつかこのラストシーンのような人生を送るんだと願う私がたまに実家に帰ると会社員として現役で東証一部上場企業で働く総白髪の父は「自由」を手に入れた様子がないことに気がつきます。
「60近くなっても自由は手に入らないんだ。何か工夫しないとこのままでは駄目だ。」
父には何不自由なく育ててくれて本当に感謝しています。が、、、父と同じことをしてても憧れるラストシーンにはたどり着かないと感じていました。自由はあたり前にあるものではなく、苦労して手に入れるものだと気が付いたのです。
そして私が30歳頃に勉強し始めたのが不動産投資でした。幸い忙しい中でも購入していた中国株が暴騰したのと、使う暇がなかった給料が銀行口座に眠っていたので、それを資金に法人を登記し、賃貸事業に乗り出します。
「自分で事業をすれば自由は勝ち得るかもしれない。」そんな気持ちでした。
主人公アンディは職能をもっていました。会計と税務です。暴力を振るう刑務官たちの確定申告をサポートして徐々に心の隙を作り、ショーシャンク刑務所から脱出します。
私は自分をアンディに見立てて、会社員として職能を磨きました。営業、技術、予算管理、プロジェクトマネージメント、課題解決能力、リーダーシップなどなど。
「主人公アンディと同じことをすれば自分もやがて美しいジワタネホの海で自由を手に入れられる。」そう思えばなんでもできます。
それまでできなかった嫌いな相手に頭を下げることもできるようになりました。「アンディも刑務官にやってたんだから、自分もやらないと自由は手に入らない」と思ったのです。
願えば叶うものです。
ハワイに物件を購入し「移住しようと思えば出来なくはない」と思える位置まで来ることができました。ただ、ハワイは先進国アメリカのルールや縛りがキツイとも感じるので、私のメキシコ・ジワタネホはアジアにあるような気がしてきました。
マレーシアなのか、タイなのか、ベトナムなのか、、体が動く40代のうちに選定を進めようと思います。60代までに見つけようと思います。穏やかに海の藻屑になれる場所を。
余談ですが、私は決して会社員としての人生を否定する訳ではありません。
このブログ記事に出てくる「いつまでも走り続けろ!」と教えてくれた先輩はそのまま走り続け、最年少で社長に大抜擢されてトップシェアの商品を持つIT企業に成長させました。本も出版し、素晴らしい人生を送られています。
私には会社員より不動産投資事業の方が自由を得るのに適していたというだけだと考えています。
何とかここまでこれたのは、私に最適な不動産投資手法に出会ったからだと思います。それは「築古アパート投資」です。もしご関心いただけましたら、下の記事でその手法を解説していますので読んでいただけますと幸いです。
