こんにちは、モーガンです!茨城県を中心に12棟75室を所有する専業不動産投資家です。
こちらの健美家コラムで報告させてもらった通り、46歳にして大学の建築学部に入学しました。俗に言うリカレント教育(社会人の学び直し)ですね↓
健美家コラム:46歳の専業不動産投資家の私が大学の建築学部に入学した理由
入学以来、設計図面をひく練習に明け暮れています。これが思っていた以上に大変です(老眼が)。
最初は、有名建築家の設計図面をなぞる練習になります。上の写真は、建築界で知らない人はいない安藤忠雄の住吉の長屋の設計図です。
ちなみに本物はこちらです↓
(引用:住吉の長屋(東邸)/安藤忠雄 http://www.hetgallery.com/row-house_sumiyoshi.html)
なんとこの長屋は部屋を往来するためのポーチが吹き抜けになっていて、雨の日は傘を差さないとトイレや寝室に移動できません。
(引用:安藤忠雄に深い影響を与えた長屋での原体験と、デビュー作「住吉の長屋」https://hash-casa.com/2018/01/20/sumiyoshinonagaya/)
そうすることで、狭い敷地でも全ての部屋を明るくすることができるのと、毎日四季を感じながら過ごせるようにと設計されていると教わりました。確かに「生きてる」実感を持ちながら住めそうですよね。
この設計図をひたすらなぞって、太線、中線、細線を書き分けられるようになったら、真っ白なケント紙に平行定規を使って書き写す練習にレベルアップします↓
この設計図(書きかけ)は、これまた世界的に有名な建築家ルイス・カーンのフィッシャー邸です。
(引用:自然に囲まれた静かな建築!誰もが抱く理想的な住宅『フィッシャー邸』 ルイス・カーン http://blog.livedoor.jp/craichi/archives/44303450.html)
見本の設計図を模写するには、中腰にならないと紙の上部に真っ直ぐ線を引くのが難しかったりするので、爆弾を抱えた腰に乳酸を溜めながらの作業です。それでもカーンは「どうしてこのような設計にしたのか?」と思いを馳せたりすると楽しさが勝ちます。
建築士になったとき、施主にプレゼンテーションするために必要なスキルなんですって。壁紙の張り替えでカッターの扱いは慣れているとはいえ、繊細に作るのはかなり大変です。あっという間に時間は過ぎて、深夜になっていることも…。
そういう意味では、建築士を目指したり、建築学部に入学を考えている人は、モチベーションを維持する方法を考えておいた方がいいですね。
私は、自分の事務所や別荘を設計するという夢があるので、名建築家の視点は何としても取り入れたいと思いますし、それを支える法規や耐震構造計算が身につくと思うと、モチベーションが維持できています。
名建築家の中には70代になってから100件以上の建築を手がけた人もいると先生に教えてもらったので、もう若くない40代半ばの私でも、勇気づけられたりもしてます。
引き続き、10年以内に自分の事務所や別荘の設計をするという夢を見ながら頑張ろうと思います。
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