1. 購入編

初心者必見!10年以上読まれる色褪せない不動産投資の良書5選

不動産投資おすすめ本

私は週に1度は書店に足を運びます。その度に不動産投資の本が氾濫していることに驚かされます。アマゾンで不動産投資の本を検索してみると、2018年5月の1ヶ月間で実に42冊も新たに発行されていました。年間で360冊以上も発行される計算になります。

これだけ発行されると何がホンモノの情報で何がニセモノなのか、判別するのも難しいですね。

この本を書いているのは成功した(という)不動産投資家、もう一つは物件を売りたい不動産会社です。ここで気をつけなければいけないのは、必ずしもその人たちが不動産投資で成功したとは限らないということです。

投資家が書いた本であれば、年間賃料収入を数千万円稼いだ!というキャッチフレーズがその本の帯に謳われています。ただ、賃料収入を多くするのは単純に大型物件を買えばいいだけで、誰でもできます。費用や税金を支払った後の儲けがあるかは別問題なのです。

資産が何億円突破というのも良く見かけますが、融資の借入負債を何億円も抱えていて、差し引くと資産がほとんどないなんていうケースも散見されます。投資は売却という出口を迎えて初めて成功したかどうか決まるはずですが、そういう経験を持った人なのかですら怪しいです。

そういった謳い文句の投資家という人たちの本を信じていいのかは正直わかりません。ましてや不動産会社の書いた本は推して知るべしですね。

氾濫する不動産投資本。読む価値があるホンモノとは?

ただし、中にはホンモノの人も確かにいます。私が本を読む価値のある人、つまりホンモノと思う条件は以下の通りです。

  • 投資用不動産を所有している。
  • 購入、所有のみならず、何件も出口(売却)まで経験している
  • 10年以上の実績があり、今も活躍している

なぜ10年以上実績があることを条件に入れたかとういうと、2008年のリーマンショックなど大不況を経験している著者かどうかが大事だからです。

ここ3−4年の不動産マーケットは絶好調で、本を書く程度の成功はいわば誰でもできる状況でした。

しかし、残念ながら、2020年の東京オリンピック以降の日本の景気は下降していくことが予想され、その中でも勝ち続けられるしっかりと体系化したノウハウがある人の本こそが読む価値があると言えます。

以下の著書とその本はここ最近発表された本ではありません。

いわゆる古典ともいうべきものです。

前書きや後書きの時代背景が違うことがあるかもしれませんが、いくつもの景気の波を乗り越えてきた普遍的なノウハウがそこには書かれています。

今後10年以上成功していく上で抑えなければならない内容とともにご紹介したいと思います。

ロバート・キヨサキ著「金持ち父さん、貧乏父さん」、「キャッシュフロー・クワドラント」

日系アメリカ人のロバート・キヨサキ氏が書いた「金持ち父さん、貧乏父さんシリーズ」は2001年に初版が発行されて以来、世界中でベストセラーになりました。私の世代の不動産投資家で読んでいない人はいないと言えるくらいその考え方は支持されました。

同氏には不動産投資ではなく本の印税で儲けているのではないかという批判があるのも事実ですが、それでもなお必読の書と言えます。

その内容はタイトルの通り、金持ちと貧乏それぞれの父さんの思考や行動を比較して、金持ちになるためにはどうしたらいいかが書かれています。いかに金持ちは資産を手に入れることに注力し、中流階級以下の人たちは負債を資産と思い込んで買ってしまっているかが書かれており、目からウロコが落ちるとはこのことです。

私もこの本を読んで以来、家を購入しないということを頑なに守っています。そのほかにも私の行動様式を180度逆転させてくれ、不動産投資を通じて資産形成するための思考方法を身に付けてさせてくれた名著です。

不動産投資も最初は慣れるまで結構手間がかかります。本業が忙しく眠い目をこすりながら準備や勉強をしたりすることもあるでしょう。大変ですね。

この2冊の本を読んでいれば、大変な時でも「金持ち父さんになれるなら、、」とモチベーションが込み上げてきます。諦めずに前に進み続けるためにも読んでおいて欲しい2冊です。

石原 博光 著 「まずはアパート1棟買いなさい!」

石原氏は20年近く前から不動産投資を初めています。しかも資金もコネもない若い時から不動産投資を初めているだけに、20代のゼロから始めたいという人にはうってつけの著者と本です。

私も不動産投資を始めた10年以上前に、莫大な量の記事をアウトプットしていた石原氏のブログを読んでおり、かなり影響を受けています。

300万円の資金を元に木造アパート1棟から始める手法が事細かに書かれており、その延長線上に年間1000万円の家賃収入(無借金)というゴールがあると提唱する石原氏のこの本は現実的なものに思えます。

理論的なことももちろん書かれているのですが、不動産投資で大切な業者さんとのお付き合いの仕方など、ソフト面の情報も充実しているのが素晴らしいところです。理論も大事ですが、このソフト面の情報を抑えることは不動産投資の成功に不可欠と言えます。

浦田 健 著 「金持ち大家さんになる!アパ・マン成功投資術」

浦田氏は不動産投資家でありながら、不動産会社を経営し、大家検定という資格試験を監修・認定する財団法人の理事も勤めている人物です。資格試験を監修・認定しているだけあって、この本は不動産投資を体系だって書いています。

不動産投資のメリットだけではなく、デメリットにも言及していたり、石原氏は木造築古アパートしているのに対して、戸建、区分、一棟など多様な投資手法を個別に説明するなどとてもアカデミックに書いてあります。全方位の知識を持っておかないと不安という人にもってこいの内容になっています。

ここまでは他の本にも書いてある内容かもしれなませんが、一番秀逸なのは方針策定や目標のたて方について説明している点です。

投資用不動産を取得できない人の多くは、紹介された物件が自分の欲しい物件かどうか判断できないのです。欲しい物件がわからない?というのは不思議に聞こえるかもしれませんが、方針や目標がないと判断基準がないため、欲しいかどうかわからないという現象に陥ります。

色々な不動産投資のテクニックを学ぶより、方針策定や目標設定を腹落ちさせる方が実は成功の近道だということをわかっている人は以外に少ないのです。この本できちんと理解できますよ。

大谷 義武 著 利益と節税効果を最大化するための収益物件活用 Q&A 50

大谷氏は東大を卒業し、三井不動産に勤めた後、独立起業した人物です。個人でも多数の不動産投資経験を持ち、700億円にも及ぶ売買実績のある不動産会社を経営しています。

この本は酸いも甘いも経験してきた大谷氏が不動産投資の取引現場で良く質問される内容を一問一答形式で書いたものです。不動産の取引が煮詰まってくるにつれ、色々な疑問が頭をよぎります。

その時に本書を辞書代わりに使うといいと思います。「一棟ものと区分所有どっちが有利?」、「購入前の劣化状況、修繕状況のチェックポイントとは?」など取引の場面場面でこの一冊があると救われると思います。

なぜこの5冊なのか?

冒頭にも述べたとおり、巷には不動産投資の本があふれています。犬も歩けば不動産投資本に当たる状態です。それらの多くは一過性の成功体験談に過ぎず、刻々と変わる時代の変化に対応できるノウハウではありません。

その中でロバート・キヨサキ氏の本では、なぜ人生において不動産投資に取り組まなければならないのか?を学ぶことができ、石原氏の本では若くして金融資産がない時にいかに不動産投資で戦うのかがわかります。

そして、不動産投資の手法も数多くあれど、自分にあったものは何か?は浦田氏の著書で、そして投資を始めてから一つ一つの疑問を解消する辞書として大谷氏の本を使うということができれば、不動産投資の基礎知識が備わったと言えるでしょう。

少し時間はかかるかもしれませんが、この5冊を抑えて、失敗しない不動産投資をしましょうね。

ABOUT ME
モーガン
モーガン
大学卒業後、20年IT企業に務める傍、趣味の投資活動でハワイに別荘を持つまでになりました。不動産会社の役員に転身後、2018年に会社員生活を卒業し、不動産投資専業で生活しています。